現在福岡アジア美術館にて開催されている。新羅から李王朝までの博物学的な美術品や、現代美術の展示は観た事があったが、近世・近代の朝鮮の美術に関しては全く知らない事を不思議に思っていたので、見てみた。日本人が朝鮮で描いたものや、朝鮮人が日本で描いたものを集めているせいなのか、この時代の日本や朝鮮は、ともに同じような近代西洋画の教育を受けているような印象を受けた。色彩やモチーフがよく似ているのだ。更にこの展示では、日本人も朝鮮人も朝鮮人を描いているので、並べると日本人が描いたものなのか、それとも朝鮮人が描いたものなのか全く見分けが付かない。その事自体が良い事なのかどうかは判らないが、意外な知見を得る事が出来たて良かった。
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