なんだかんだと久し振りに展覧会へ。今回は九州国立博物館の新桃山展。いつものように気に入った展示品を羅列しておく。
- 策彦周良像 柯雨窓賛 中国・明時代
- 渡唐天神像 方梅厓書 中国・明時代
- 油滴天目 中国・建窯 中国・南宋時代
- 唐獅子図屏風 狩野永徳 安土桃山時代
- 柳橋水車図屏風 長谷川等伯 安土桃山時代
- 白天目 瀬戸・美濃 室町時代
安土桃山から江戸までの時代の中で、貿易やキリスト教の布教と共に伝播した唐物や南蛮文化を紹介するのがこの展示の大まかな流れで、美術展というより博物展という印象だった。輸入された美術品・装飾品・書物などが日本へどのような影響を与え、そしてそこから生まれ出でた文化がどのように花開いたのかを指し示すものであった。桃山文化については、意外にもWikipediaにまとめられている。