国宝や重要文化財が揃ってるようなので九州国立博物館で観てきた。相変わらず自分好みの展示品を列記する。
- 薬師如来および両脇侍像 作者不明 平安時代
- 如意輪観音坐像 作者不明 平安時代
- 五大明王像(不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王)作者不明 平安時代
- 不動明王坐像 快慶作 鎌倉時代
- 虚空蔵菩薩立像 作者不明 平安時代
- 孔雀明王図像 作者不明 鎌倉時代
- 善女竜王図像 深賢筆 鎌倉時代
- 不動明王図像 信海筆 鎌倉時代
- 金剛童子図像 信海筆 鎌倉時代
- 諸菩薩像 作者不明 鎌倉時代
- 絵因果経 作者不明 奈良時代
さすがに充実しており、例えば五大明王像など迫力のある仏像が多かった。降三世明王や軍荼利明王の躍動的な姿、手足の配置のバランスが惚れ惚れするほどに見事であった。そして、私は何故かしら如意輪観音坐像が好きで、この寺の所蔵する如意輪観音坐像もとても良かった。醍醐寺に参詣した事はないが、これらの仏像を拝見出来るとなれば行ってみたい気もする。
展示品とは別に、パネルで顕教と密教の違いについて説明していて面白かった。何となくは知っていたが、比較して説明して貰うととても判りやすい。