戦国時代の九州の各大名の家宝などを集めたもの。この展覧会の開催当初はあまり興味が持てなかったのだが、ここ暫く戦国時代物のドラマを観たり、小説や漫画を読んだりしていたものだから急に気になり始めたので、最終日に行ってきた。またしても気に入った物を列挙する。
- 太刀(伝大友寄進) 源国□ 鎌倉時代
- IHS七繁蒔絵螺鈿聖餅箱 作者不明 安土桃山〜江戸時代
- イエズス会宣教師書簡集 ジョバンニ・ペドロ・マッフェイ編 ドイツ(ケルン)
- 大友宗麟書状 大友宗麟 安土桃山時代
- 鉄皺革包月輪文最上胴具足 立花宗茂所用 安土桃山時代
- 短刀 吉光 鎌倉時代
- 小早川隆景寿像 玉仲宗琇著賛 安土桃山時代
- 鍋島直茂像 成富益峯筆 石田一鼎賛 山村俊之書 江戸時代
- 黒田長政像 江月宗玩著賛 江戸時代
- 金襴軍袍 作者不明 安土桃山〜江戸時代
- 梅に鴉図襖 雲谷等顔または雲谷等益筆 安土桃山〜江戸時代
- 婦女遊楽図屏風(松屏風風) 作者不明 江戸時代
- 瀬戸内海地図屏風 作者不明 江戸時代
色々な物が展示されていたが、やはり刀剣や甲冑、陣羽織などに良い物が多かった気がする。
ところで、刀剣は幾振りかが展示されていて、その前には女性の姿が目立った。これまでは刀剣の展示を熱心に観ているのはある程度歳を取った男性ばかりだったが、何故かしら今回はそうではなかった。別なフロアの一角で、刀剣のみの展示をしていたのでそちらも覗いてみると、そのコーナーに居る観客の7割りは女性客で、そのうちの何人か、若い女性達が熱心にメモを取ったりスケッチしたりしていた。その様子に執拗なものを感じたので不思議に思っていたのだが、ネットで知人に教えて貰った事には「刀剣乱舞」というオンラインゲームが若い人達の間で流行っていて、その愛好者達ではないかという話であった。内容は解らないが、刀剣そのものにそこまでの関心を持ってしまうとは、どんなゲームなのだろう。
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