福岡市博物館にて開催中の、デュッセルドルフ美術館所蔵のアール・ヌーヴォー時代のガラスの展示を観てきた。アール・ヌーヴォー時代のガラス器の展示は、ずっと以前に東京でも場所と時期を変えて二回ほど観た事はあったが、今回は観た事のない物ばかりであった。その事含め、展示数も多くて見応えがあった。ただし、展示の仕方がどうにも下手であったように思う。後半のコーナーは天井の照明を落とし、什器の中でスポット照明を器に当てるという手法が取られていて、展示されているガラス器をいかに美しく見せるかを工夫されていたように思う。しかし前半のコーナーはいかにも博物館的な資料の展示という様子であり、器の良さが伝わりづらいものとなってしまっていた。その点が非常に残念である。
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