行くのは会期の終盤で良いだろうと考えていたが、螺鈿の琵琶の展示が11月3日までと聞いたので慌てて行ってきた。そもそもが混んでいたのに、後から修学旅行生が3・4団体ほど入館して来たので大混雑となって、充分に楽しむ事は出来なかった。しかし一通りは流して観たし、気になる物、気に入った物は戻って来て辛抱強く鑑賞した。いつものように箇条書きとする。
- 火焔型土器 十日町市博物館蔵 縄文時代
- 遮光器土偶 東京国立博物館蔵 縄文時代
- 多聞天立像 法隆寺蔵 飛鳥時代
- 螺鈿紫檀五絃琵琶 正倉院蔵 唐時代
- 詩懐紙 香川県立ミュージアム蔵 平安時代
- 三鈷柄剣 金剛寺蔵 平安・鎌倉時代
- 地蔵菩薩立像 六波羅蜜寺蔵 平安時代
- 玉冠 那覇市歴史博物館蔵 第二尚氏時代
- 白地牡丹尾長鳥流水菖蒲文様型紅型木綿衣装 那覇市歴史博物館蔵 第二尚氏時代
- アットゥシ 東京国立博物館蔵 アイヌ文化期
開館10周年記念展という事で、さすがに良い物を集めて来たという印象を持った。国宝指定や重要文化財指定の物がたくさん展示されていたが、意外にも螺鈿の琵琶はどちらの指定も受けていないようだ。改修を受けると指定から外れるとか、何処かで聞いたような気がするけど、それだろうか。
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